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コニファマメ知識

Boot Camp 体験記(3):
Windows7β版をインストール

■ Windows7 BetaはVistaよりも軽い?

2009年1月、Windows7 βの話題がネットに増えてきて、総合してみると、動作がVistaよりも軽い?様子、これは試してみなければ。

Vistaが重すぎてネットブラウズがままならないというシャレにもならないネットブックを1台所有しています。仕事の都合でVistaとVista上のIE7を試すため購入したのですが、まさかVistaがここまで劇的に重いとは知りませんでした。発売当日の午前中に売り切れた機種で、次回発売予定日未定の中、1台だけキャンセルされたものがあり、店頭で良く確認もせず飛びついてしまったことが今でも悔やまれます。高速SDカードを刺してReadyBoost、標準搭載の1GBメモリをマックスの2GBに等いろいろやってみたもののあまり効果はなく、そもそもVistaを動かすにはスペック的に無理があることを再確認しました。いかに安いとはいえ、OSがまともに動作しない機種を販売するメーカーの姿勢には疑問を感じます。とはいえ携帯性が良く、デザイン的にも気に入っているので、なにかこのネットブックの活用法はないものか。

店頭で他の機種を見てみると同程度のスペックでXPならサクサク動いています。残念ながら私のネットブックは、Vista HomeなのでXPへのダウングレード権はありません。新規にXPのライセンスを購入するのもしゃくだし、前置きが長くなりましたが、ここで最初に戻り、Windows7 βを試してみることにしました。

● さっそく準備
・Windows7 Betaをダウンロード。Vistaではどうもうまく接続できないので、Mac Book Boot camp上のXPで落としました。
・ダウンロードしたisoファイルをDVD-Rに焼く。ここまで順調。
・Windows7 βの使用期限後のvistaリストアのためにディスクを確認。購入した際、本体と電源アダプターを取り出してから手つかずの梱包箱を開けてみるがインストーラ、リストアディスクらしきものは入っていない。
・別に所有しているXPノートPCと同様で、インストーラ、リストアディスクは無く、内蔵HDDにリストアデータのパーテーションを持つタイプと判明。リストアディスクを作成することに(XPのノートPCの場合は専用ソフトを使い、4枚のリストアCDを作成)。
・マニュアルを見てみると、リストアディスクが作成できる旨書かれているが、具体的な方法がどこにも無い。そこでメーカーのホームページへ。
・しかしそこには意外な文面が。『マニュアルの訂正 「リストアディスクが作成できる」は「できない」に訂正』とさりげなく書いてある。なんでしょこれは。とんでもない重要な記載ミスです。
・さらに、「必要なら有償でリストアディスクを購入して」とある。
・消費税込み3150円か。新しいOS、しかもBeta版、インストールの際、リストアパーテーションが壊れないという保証はないので、仕方なく購入する事に。購入ボタンをクリック。
・しかし、メーカーページから、直販用の別ドメインにリダイレクト。機種名、購入商品の選択が最初から求められる。不親切!!。
・カテゴリー選択やら何やらボタンを押して先へ進む。しかし、このメーカーがいうところのミニノートPCというカテゴリーが存在しない。検索窓にダイレクトに機種名を入力しても何もヒットしない。………。ええ、あきらめました。このネットブックは触らずそっと机の上に飾っておきます。 
● 追記:その後購入用のリンクを発見しました。しかし、下記のようにMacBookにBoot Campで入れていたWindows XPは削除したので、そのライセンスを使って、XPをインストールしました。やっとネットブラウズできるようになりました。)

● 結局Boot Campで
せっかく焼いたWindows7βのDVD-Rですし、良い機会なので次期OS、次期ブラウザ(IE8 beta)の確認に重点を置いて、インストールしてみることにしました。
インストール先は、スペック的にMacBookの Boot Campに。

● 再度準備
・ 現在MacBook(第3世代、メモリ2GB)は、内蔵HDD80GBにMacOS10.4.11とBootCampβ版の時からのWindows XP(パーテーション20GB)を入れています。更にBootCamp正式版用にFireWire外付けHDD 60GBにMacOS10.5.6を入れて接続しています。
・しかし、Windows7βを入れるには、内蔵 HDDが貧弱なので、大容量に交換することにしました。SATA2.5インチ500GBを外付けUSB2のHDDケースに入れMacBookに接続、ディスクユーティリティで1パーテーション、intelMacOSインストール用にフォーマット。
・同じくディスクユーティリティの復元を使って、MacOS10.5.6を500GB HDDにコピー。
・MacBooKの内蔵HDDを取り出し、MacOS10.5.6の500GB HDDに交換。(元の内蔵HDDは、BootCampのXPパーテーションを削除、1パーテーションに戻して、USB外付けに)。

● Windows7βインストール
・MacBookを新内蔵HDDMacOS10.5.6から起動し、[アプリケーション]-[ユーティリティ]からBoot Camp Assistant.appを起動。Windows用パーテーションを100GBに設定。
・Windows7βのディスクを入れ、「Windowsのインストール」をクリック。
・MacBooKがWindows7βから再起動され、インストール開始。
・XPのときよりも簡単にインストール終了。
・プロダクト キーやユーザー名、LAN設定等を入力。

● ドライバーインストール
・Windows7βのディスクを取り出し、MacOS10.5のインストーラDVDを挿入。
・Mac BookのハードをWindowsに対応させるためのドライバ集「Boot Camp」が立ち上ってしまったら終了させます。このドライバはXP用なので、Windows7β上の適当なところにフォルダを作ってBoot Campの中身を全てコピーします。このフォルダを仮にAフォルダとします。
・Windows7用のドライバパッチがhttp://www.speedyshare.com/404462147.htmlにて配布されていますので、それをダウンロード。
・ダウンロードしたApple BootCamp patch LIMO.zipを解凍します。
・Aフォルダ内の[Drivers]-[Apple]の中にあるBootCamp(.msi)のバージョン(2.0か2.1)を調べ、それに合わせて「Apple_BootCamp_patch_LIMO」フォルダ内の「Apple Boot Camp 2.x」フォルダを選びます。
・その中のBootCamp(.msi)を、Windows7βが64bit版ならBootCamp64(.msi)を選んでコピーし、Aフォルダ内の[Drivers]-[Apple]の中のBootCamp(.msi)と差し替え(上書き)ます。
・Aフォルダ内の「Setup(.exe)」をクリックして、ドライバをインストールします。

● Windows7βの使用感
重苦しい動作のVistaに比べてかなり軽快です。よけいなお世話に遭遇する機会も減っています。





 

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