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■OSSのライセンス
OSSは自由に使えるソフトウエアという認識のみで、安易に利用していると思わぬトラブルに巻き込まれるかもしれません。OSSといってもさまざまなライセンスがあり、少しづつ考え方が違っています。少なくても利用しているOSSのライセンスについては十分に調査をしておく必要があります。
また、ソフトウエアによってはライセンスが複数適用(デュアルライセンス)されています。この場合、ユーザは自分に都合の良いライセンスを選択することができます。

改良、改変したプログラムを再配布する場合の利用許諾

 

GPLのOSSの場合、特に注意が必要。
GPL以外の一般的なOSSの場合、オリジナルの著作権表示を残すことで、オリジナルのプログラムを組み込んで開発したものを、開発者が独自の利用許諾を付けて再配布できるものがあります。
しかし、GPLのものを組み込んで開発した場合、再配布するプログラムは、利用許諾条件を必ずGPLにしなければなりません。
それは、その「ソースコードを必ず公開しなければならない」ことを意味します。

GPL以外の一般的なOSS
GPLのOSSの場合

※GPL: GNU General Public License (GNU一般許諾ライセンス)
新しいGPL version3草案がweb上に公開されました(2006.01.15 ) GPL version3 草案のページ


 OSS-P4 OSSのライセンス