マメ知識:ドロップシッピング・原価と商品販売価格
ドロップシッピング・原価と商品販売価格
原価
メーカーが、商品を生産するためにかける費用、もしくは卸売店や小売店が商品を仕入れる価格(仕入値)が一般的ですが、マーケティング用語としての「原価」は、販売が完了するまでの全ての経費を指します。
- 直接原価
材料費、労働賃金、直接管理費 - 製造原価
直接原価に製造間接費(製造用機器の減価償却費、水道光熱費など)を加えたもの。 - 総原価
製造原価に人件費、賃貸料、支払い利息などの一般管理費と販売経費を加えたもの。
ドロップシッピングの商品販売価格
仕入値に販売利益を加えたものが商品の販売価格になります。販売利益率は販売員の給与(本人のみの場合、自分の労賃を算出)、広告宣伝費などを加え、競争相手の動向、買い手側の心理、価値観等を分析した知覚価値を考慮して決定します。
荷造発送費、配送費、集金費、保険料などはメーカー側の販売経費としての負担になるので、商品の仕入値は、製造原価に一般管理費を加えた程度のものと考えられます。
コニファマメ知識 ドロップシッピングとは